ジネブラ・デ・ベンチの肖像の真贋

 

ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アートが所蔵しているジネブラ・デ・ベンチの肖像画はこの美術館の最も重要な所蔵作品として有名です。

アメリカ大陸唯一のレオナルド作品として殊更に宣伝されていて、少々うんざりするくらいです。彼女の冷たい仏頂面がさらに拍車をかけて、なかなかこの絵に馴染めないのが実際のところです。

美術館としては大げさすぎるような調査、研究を経てレオナルドの真作に間違いないと宣伝していますが、そもそも美術館の息のかかった人達による調査など、どの程度信用して良いのかも疑わしい限りです。お金が絡むと誰でも何とでも発言するでしょう。

散々酷評していますが、この絵がレオナルドの作品かどうかという点では、私も十分にその可能性はあるのではないかと感じています。ただ、レオナルドが描いたものは現在の表面に見えている描画ではなく、その下に隠れているであろう下描きがレオナルドの描いた部分ではないかというのが私の見解です。

レオナルドはこの絵を下描き状態の早い段階で放棄し、他の画家にこの絵の完成を委ねたというのが実際のところではないでしょうか?

ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリーにはこの絵の表面部分を取り除いてレオナルドの痕跡を探すという英断を期待したいところですが、彼らには少々荷が重すぎて、実現するまでには何世紀かが必要となることでしょう。

 

 

 

 

 

 

National Gallery of Art (レオナルド作品と断定したデータと根拠こそ開示すべきでしょう)
http://www.nga.gov/

Susan Dorothea White (スーザン氏によるジネブラの復元図)
www.susandwhite.com.au

Art History News
http://arthistorynewsreport.

 

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